結婚式編ラストです。私たちが実際に使った「オススメツール10選」をご紹介します!
- ▼断っておきますが
- ▼1:Google Drive
- ▼2:Weddingday
- ▼3:ラクスル
- ▼4:Googleフォト
- ▼5:Japan Taxi(旧:全国タクシー)
- ▼6:アルプスPPS
- ▼7:Piary
- ▼8:オリジナルプリント.jp
- ▼9:目録系の二次会景品サイト
- ▼10:ダイソー最強説
- ▼「手作り」はどこが違う?
▼断っておきますが
タイトルでお察しの方もいるかもしれないが、今回の記事はクリスチャンであるかとかないとか、もはやほとんど関係ない! ネタ切れである!! しかし、一部から要請もあったので、書くまでだ(決して浮かれているわけではない。いや、浮かれてはいるのだが)。
結婚式の準備において、私たちが使ってとても便利だったもの10選+いわゆる「手作り」の結婚式はどのようなものか、ご紹介する。
▼1:Google Drive
まずはこれ。Google Drive。皆さんご存知、ファイルなどを共有できるツールである。私たちは、結婚式の準備にあたって、まず「結婚式準備用のGmailアカウント」を作った。そのアカウントに紐付けをして、ドライブを設定。必要なファイルはすべてそこにアップロードし、どこでもお互いが状況を把握できるようにした。
共有すべきファイルはたくさんある。ゲストリスト。お手伝い依頼リスト。プログラム表。予算表。パンフレットの原稿データ。席次表のデータ。親族リスト。宣言(誓い)の文言、備品リスト、2人の写真や動画データ・・・等々。2人がどこでも同じファイルを共有するのは準備の上において重要だ。
私たちは、私がMac、妻がwindows派だったので、必ず「元データ」と「PDFファイル」をアップロードするようにしていた。こうすることで、ファイルの誤変換を防いだ。また、ファイルを更新する際は、必ず新しいファイルを作成し、「日付け・タイトル・1版」のようなネーミングをした。こうすることで、どのファイルが最新のものか確認できる上に、状況が変わって前のファイルの状態に戻りたい時に便利なのだ。間違っても「最新@@@」や「@@@データ最終」などのネーミングをしないように。必ず「新・最新・@@@最終」などとわけのわからない状態になるであろう(笑)。
▼2:Weddingday
私たちはゲストがのべ500人いたため、紙での招待状送付は諦めた。住所の記入だけでも途方も無い作業になると想定したからであった。そこで、様々なWebサービスを検討した結果、「Weddingday」というサービスに決めた。Web招待状を利用してみて、メリット・デメリット両方あると思ったので、まとめてみる。
<Web招待状のメリット>
・作成、送付の手間が圧倒的にかからない
・出席、欠席の管理が圧倒的に楽
・記入してもらった名前、住所、電話番号などが自動でエクセル出力できるため、管理が圧倒的に楽
・写真なども掲載できるため、楽しい雰囲気になる
・挙式直前に追加で招待する際に間に合わせることができる
・招待者に一斉メールを遅れるので、事前のリマインド連絡が楽にできる
・手数料がかかるが、事前決済も利用できる。当日ピン札や封筒を用意する手間ば省けてお互いにハッピー。またドタキャン防止にもなる
<Web招待状のデメリット>
・紙での招待状と比べて、やはり少し格式が落ちる
・インターネットに慣れていない高齢の方などには、電話や紙での招待状を送るなど、個別の対応が必要
・メールが迷惑メールに入っていたり、SNSのチャットを見ていない人に行き届かない可能性がある
・クレジットの事前決済で、仕えないクレジット会社もある(Weddingdayの場合はJCBのみ利用可)
・事前決済を用いた場合、受付で「事前決済をしたかどうか」確認する必要があり、ひと手間増える(※ゲストリストに事前払いか当日払いか記入する作業や、受付で確認する作業等)
簡単にまとめると以上だが、やはりメリットがデメリットを大きく超えるというのが、使ってみた印象だ。格式にこだわらなければWeb招待状はかなりアリだと思う。なお、「Weddingday」は基本的には無料。クレジットの事前決済に4%の手数料がかかるが、金額が大きい場合は、受付の負担を減らし、リスクヘッジのためにも利用する価値はあると思う。
なお、他にも「楽々ウェディング」というサービスもあり、利用を検討した。しかし、このサービスはあろうことかLINEやFacebookのメッセンジャーで招待を送ると、冒頭に「★楽々ウェディング★」というタイトルがついてしまい、クソダサいのでやめた。開発者は送る人、受け取る人の気持ちまで考えた方がいい。
▼3:ラクスル
パンフレットなどの作成に欠かせないのが、「ラクスル」である。CMなどもバンバンやっているのでご存知の方もいると思うが、ハイクオリティな冊子を驚きの価格で印刷してくれるサービスだ。冊子だけでなく、封筒、ポスター、チラシなども作れる。最速で翌日の配送にも対応していて、急いでいる場合にオススメだ。逆に1週間後でよければ、その分単価も安くなる。
テンプレートがやや複雑で、入稿がうまくいかない場合もあるが、電話のオペレーターがものすごく丁寧に対応してくれるので、心配な人は電話で聞きながら作業をすると良いだろう。私たちの場合は、プロフィールパンフレット、席次表、お車代の封筒を「ラクスル」で準備した。しかも、新規登録特典で、封筒が50枚無料になったり、パンフレットのお試し印刷無料になったりと、サービスも充実している。
▼4:Googleフォト
昨今は、誰もがスマートフォンを持っている。当日、公式カメラマンもいるが、もはや参加者全員がカメラマンになっている時代だ。皆が持っている写真も欲しい。そこで、私たちは「Googleフォト」のリンクをQRコードで作成し、プロフィールパンフレットに載せた。そして、参加者にそのリンクからGoogleフォトに飛んでもらい、そこに撮影した写真をアップロードしてもらう方法をとった。
意外にも、多くの人が写真を共有してくれた。こうすると、新郎新婦だけでなく、参加者の方も他の人が撮影した写真を見ることができるので、とても便利だった。しかも無料。使わない手はない。
▼5:Japan Taxi(旧:全国タクシー)
日本交通のタクシー配車アプリ「Japan Taxi」もオススメだ。親族やお手伝いメンバーが式場から披露宴会場に移動するため、タクシーを準備する必要があった。様々なタクシー会社に電話をしたが、人数が多かったため「個人のお客様には対応できない」と断られた。しかし、日本交通は違う。「アプリでなら、複数の予約に対応できます」とのことだった。
7日前から予約できるということで、スマートフォンから予約をした。「Japan Taxi」アプリを使えば、決済も自分のApple IDに紐付けできるので、請求がすべて自分のところに来る。親族やお手伝いのメンバーにお金を渡す手間も省けるので、とても便利だ。
ただ、私たちの場合は、あまりにも数が多かったため、アプリ予約の上限に達してしまい、結局残りの数台は電話予約することとなった。
▼6:アルプスPPS
「楽しい披露宴にしたい」という思いがあったので、「インスタグラム的なボード」を用意することにした。正直、友人の結婚式であったのを見ていいなと思ったのでパクった。調べてみると、様々な商品があったが、その中で、価格・中身共に吟味した結果、「アルプスPPS」というところが良さそうだったので注文した。
注文してすぐゲラがデータで送られてきた。修正も1度までだが無料で応じてくれた。梱包も丁寧で、折れないように厳重にパッキングされて届いた。内容、サービス、価格、スピード、いずれも大満足である。楽しいパーティーにしたい方にオススメだ。教会関係のイベントなどでも、使ってみてはどうだろうか。
▼7:Piary
何と言ってもオススメなのが、言わずと知れたこのサイト。「Piary」である。結婚式関連のありとあらゆるグッズを取り揃えているウェブサイトだ。岐阜県にある会社のようで、よくもここまで品揃えがあるなと関心する。引き出物からカタログ、席次表、席札、プチギフトまで基本的に何でも揃っている。
驚きなのがその価格設定だ。様々なウェブサイトを参考にしたが、結局のところ、商品のクオリティや価格で総合的に圧倒的な優勝だと思う。私たちは、ここで引き出物のグッズや席札を発注した。席札は、エクセルで名前を自動入力できるので、人数が多くても比較的時間を短縮できた。
ひとつだけ不満があるとすれば、岐阜県の会社だけに、配送が基本的に「福山通運」だという点である。福山通運は、私の地元長野でもよく走っているし、友人が就職したのでなじみがある。しかし、マンパワーでいうと、ヤマトや佐川といった大手にはかなわない。その結果、不在票に記載がある電話番号にかけても、つながらない場合が多い。電話をかけ続けて、何とか受け取れたが、時間を追い込んでいる時は肝を冷やすかもしれない。あと、サイトを利用するとすぐにyoutubeの広告が「プレ花嫁のみなさ~ん! Piary知ってる~?」になるので少しだけannoyingだ。
▼8:オリジナルプリント.jp
オリジナルのグッズを作りたい時には「オリジナルプリント.jp」がオススメ。私たちはここで、「マグカップ」を作成した。ポロシャツやTシャツ、トートバックまで、オリジナルのアイテムを作れる。こちらも比較的安価で作成できるので、結婚式に限らず、イベントやチームのオリジナルTシャツなどを作る際にもオススメだ。
▼9:目録系の二次会景品サイト
二次会には景品がつきもの。ということで、オススメしたいのが「目録系の二次会景品サイト」だ。商品の目録だけを当日に手渡し、ゲストが自分の住所を書いてそのハガキを送ると、後日郵送で届くといったシステムだ。商品が多いと、荷物がかさばるし、前日や当日似搬入しなければならない。ゲストが持ち帰るのも一苦労だ。お米5kgとか地味に辛い。しかし、目録を選べば、準備する側も、受け取る側も楽チンである。ウィン・ウィンとはこのこと。
目録系の二次会景品サイトは様々ある。正直、甲乙つけがたく、どれも同じような内容だ。いくつかリストアップするので、検討中の方はご覧いただいて、気に入った商品があるサイトを選べば良いと思う。
▼10:ダイソー最強説
最後に、飾り付けなどで威力を発揮するのが、ご存知「ダイソー」である。できれば、近隣の「大きな」ダイソーに行って見よう。意外とクオリティの髙い飾り付け用の小物が手に入るはずだ。私たちは、受付のちょっとした飾りや、会場内の写真展示のデコレーションなどのグッズを、ほとんどダイソーで揃えた。別にキャンドゥとか別の100均ショップでもいいのだが、個人的にはダイソーが一番クオリティが高いような気がする。いずれにせよ、「大規模店舗」というのがポイントだと思う。
www.daiso-sangyo.co.jp
▼「手作り」はどこが違う?
最後に、いわゆる「手作り」の結婚式は何が違うのかまとめる。私たちは、様々な理由から「手作り」を選択した。一体何が違うのか、経験をもとに書き出してみた。
<“手作り”の結婚式・披露宴の特徴>
・ウエディングプランナーがいない
・それゆえ、プログラムの中身を全て自分たちで組み立てる必要がある
・また、当日のスタッフも基本的にはいない
・司会者や案内係などを自分たちで依頼する必要がある
・機械操作などを依頼する必要がある
・引き出物を準備し、自分たちで搬入する必要がある
・パンフレット、席次表、席札などを自分たちで作成し、搬入する必要がある
・要するに、「ハコ」だけ確保して、中身は自分たちで準備する必要がある。それが「手作り」結婚式である。
つまり、基本的に中身を全て自分たちが準備するというものだ。メリット・デメリットを簡単に挙げれば以下である。
<“手作り”結婚式のメリット>
・内容を自分たちで柔軟に決められる
・プランナーを挟まないので圧倒的に経済的
・ケーキ、引き出物、招待状などが自前なので経済的
・オリジナルの出し物や演出が可能
<“手作り”結婚式のデメリット>
・「型」がないのでプログラム作成が大変
・圧倒的に事務的な作業が増える
・引き出物などを自分たちで保管・搬入する必要がある
・お手伝いを大勢の人に頼まなければならない
・ヌケモレが発生する可能性がある(例:ケーキの発注を忘れていた、等)
ざっくりまとめれば、1:手作りの方が経済的だが、その分作業が大変。2:手作りの方がクリエイティブにできるが、その分作業が大変。という2つのポイントが挙げられるだろう。
実際にやってみて分かったが、手作りの結婚式・披露宴はとてつもなく大変だ。もし、経済的に余裕があり、クリエイティブな結婚式をそこまで求めていないのであれば、「手作り」にこだわる必要はないだろう。
ただ、「絶対にこの場所でやりたい!」という希望があれば、そもそも会場にプランナーがいない可能性もある。結局のところ2人で目的や価値観を話し合い、その結果どうするか決めるしかない。式や披露宴をやらないという選択肢も大アリのアリ。大切なのは、2人の話し合いと寄り添いだ。この記事が、少しでも参考になれば幸いである。
(了)
◆このブログの筆者の小林拓馬は、現在、完全オンラインのプロテスタント教会「クラウドチャーチ」の牧仕として活動しています。